DS 7 CROSSBACKのキーカラーとしておなじみの「オル ビザンタン」。実物をお持ちの方、実物をご覧になったことのある方、写真でよくご覧になっている方、色々だと思います。
こちらの色です。ゴールドです。
「オル ビザンタン」はフランス語で、「オル」=「金」、「ビザンタン」=「ビザンティンの」という意味で、ビザンティン帝国(東ローマ帝国)的な金、というのでしょうか。。フランス人がイメージするビザンティン帝国のイメージに通じる金色なのでしょうか。。
この辺は日本人には(少なくとも私には)少々わかりづらいですが、格調高いゴールドであることは見た目でもよくわかります。
さて、DS 3 CROSSBACKにも同じようなゴールドがあります。
カラーの名前はDS 7 CROSSBACKとは違い、「オル アンペリアル」です。
「オル」=「金」、「アンペリアル」=「帝国の」という意味で、帝国という解釈になると、結局上記の「オル ビザンタン」とほぼ同じ意味になり、格の高さを表現しているように思われます。
・・・しかし、この「オル ビザンタン」と「オル アンペリアル」、色が微妙に違います。
DS STORE 東京にあるカラーサンプルを並べてみました。
左「オル アンペリアル」、右「オル ビザンタン」
左右で光の差があるだけではないかと思ったので、場所を入れ替えてみました。
左「オル ビザンタン」、右「オル アンペリアル」
・・・「オル アンペリアル」のほうが、ほんの少し明るいようです。
もう少し調べてみたところ、「オル ビザンタン」は「パール」、「オル アンペリアル」は「メタリック」だということがわかりました。それぞれの造形や全体的な印象に合う塗装が選ばれており、それを名前の違いで表現しているのでしょう。
一般的にフランスのファッションや化粧品などはの出し方・使い方が卓越していることに定評がありますが、DSのボディーカラーからもそんな「フランスならでは」の美的感覚・こだわりが伺えます。
「オル ビザンタン」と「オル アンペリアル」のカラーサンプルはDS STORE 東京にありますので、機会がありましたら是非見比べてみてください。